地震についての体験談

昨日、いつもの通り、職場でお仕事をしていたら、
いきなり、ド~ンとつきあげるような地震が。
そこそこ地震はあるので、いつものことかな?
って思っていたら、長い、横揺れが続いて、
上司と「これ、やばくない?」と。

地震でドアが閉まりそうだったのでとりあえず、
ドアを押さえて、避難道を確保。
それでも、ゆれてる・・・・。

廊下をみると、女性が壁にしがみついてました。
私も支えなしでは立っていられず、壁にしがみつきました。

やっとおさまってきた、と思ったら今度は縦揺れの地震が。

さすがに、フロアの他の団体さんも出てきて
顔を合わすと、「すぐに避難できるように準備しておいた方がいいよ」
と声をかけてくれました。

とりあえず、仕事どころじゃないので火の元を消して、
パソコンを消し、テレビをつけました。
(ポット、足の暖房器具停止)

その後、やはり家族の安否が気になり、
電話をしましたがすでに携帯電話はつながらず・・・・。

メールを出しても、何にも返信がなく心配しました。
携帯電話よりも、固定電話の方が通じるかも・・・と
思いましたがやはり、つながらず・・・。

仕方ないので、はじめて、
ソフトバンクの災害伝言板を使用ししてみました。
ネット環境が生きていたので、良かった!!

うちの親は、ネットができないから地震が起きてからずっと
私の携帯にかけてたみたいで、ちょっとパニクッた声で
第一声が「大丈夫?」と。私が大丈夫と答えているのに
聞いてないのか何回もおんなじことを聞かれました。
安否がわかると安心したようです。

親の無事がわかりましたが、旦那とは全く連絡が取れず、
災害伝言版を見たけど、何もメッセージはなし。
(後で聞いたら、アイフォンは災害伝言版に書き込めなかったとのこと)

そして、落ち着くまで他の団体さんと待機していたら、
あちこちから煙が見えました。
テレビでも色々なところが火災にあっていると・・・。
外からは、消防車、救急車のサイレンが絶えず鳴っていました。

もっと、ビックリしたのは、普通にみんな道路を歩いていたり、
自転車に乗っていたりしたこと。
余震続いているのに、すんごい余裕だなぁと関心してしまいました。

携帯をいじっていて、何かの拍子でメールを受信を押したらしく、
メールの問い合わせをしました。
そして、なんと受信成功!!
旦那から「地震大丈夫?」メールが入っていたので
私にに大丈夫?ときくくらいだから、大丈夫なんだな、と判断しました。
ただ、まだ自分が大丈夫とは言ってないので心配でした。
(後から聞いた話ですが、ツイッターで沢山つぶやいていたとのこと
そこまで、気がまわりませんでした。)

その後も余震が続きます。
縦揺れ、横揺れ、だんだん時間が過ぎていき、
とうとう4時過ぎに。
緊張のためか、トイレがものすごく近くなりました。
何度も何度もトイレに・・・・。
トイレが使えて良かったです。

そして、なぜか、FAXがウイィィンと動いたので、
こんな時にFAXなんて誰???
と思ったら、本社からで
「今回の地震で、業務に支障がでるようだったら連絡ください」
という社内文書でした。

家族とさえ連絡とりにくいのに、どうやって連絡しろと・・・??
FAXは使ってないからわからないけれども、電話とおんなじでは・・・??

そして、決断の時。
どんどん寒くなってきているし、交通はまひしているので、
帰るのであれば早めに帰ろうということに。

何があるのかわからないので、
とりあえず、ゴミ袋、水、飴(何個か)ホッカイロ、
タオル2枚、と思いついたものだけ持って出ました。

当然、エレベーターが止まっているので、
非常階段を使い、1Fまで降りました。
非常階段も、地震で壁にひびが入っており、その破片が
下にところどころ落ちていました。

そして、外に出て今のうちにコンビニで食料確保!と思い、
チョコレート、パンを購入。
すでに、チョコレートは一部売り切れが出ており、
みんな、考えることはおんなじだな、と思いました。
ATMでお金も下ろしました。

駅前はすっごい人があふれかえっていて、タクシーは全くなく、
バス待ちの人でいっぱいでした。

私は勤務先の駅から地元駅までバスが出ていたので
それを利用しようと心を決めました。
バスを待っている間、やっと旦那と電話がつながり、
やっと無事を確認。旦那は歩いて帰るとのこと。

バスが到着するまでの待ち時間20分、
外はものすごく寒かったです。
腰掛けることができてラッキーでした。
道路渋滞で1時間30分。
外を歩いている人も結構いました。
道路が混んでいたので逆に歩いた方が今となっては
早かったかな?と思うけれども、
ヘルメットもなく、もし上から何かが落ちてきたら・・・と
思うとやはりバスを選んで正解だったと思います。

地元駅に着くと、すごい人でした。
当然、駅ビル、マック、とあらゆるお店が閉まっていて
心さみしく思いました。

コンビニがやっているのをみて、かなりほっとしたのを覚えています。

とりあえず、トイレを借り、水と食料品ももっと買おう・・・
と思ったら食料品が全くありませんでした。

やっぱり、みんな考えることはおんなじなんだな・・・と
水2Lとホットスナックを買いました。

家に着いたと思ったら当然エレベーターが止まっていて、
自分の階まで非常階段を使いました。
水とか、食料品を持っていたのでかなり、きつかったです。

家に着くと、引き出しは全開、壁にかけている時計は下に落ち、
しょうゆもキッチンに落ちて、びちゃ~ってなってました。

あとは、トイレがなぜか水浸しに・・・。
揺れで、タンクの水が漏れたのかな?

とりあえず、ガスが止まっていて、
どうしようと思ったら、旦那が帰ってきてリセットしてくれました。

そのほかの電気、水は大丈夫でした。
ただし、携帯電話がつながらなくて、苦労しました。

今回本当にものすごく不安で怖かったです。
家に帰ってからも余震が続き、なかなか眠れませんでした。

親に言われた通り、枕元に水、食料、着替えセットを置いておきました。

そして、うとうとしていると、
そこそこ大きい?(震度3くらい)の地震があり、
緊急地震速報「地震がおきました。プルルル~プルルル~」と
アナウンスが・・・。
ああ、ちゃんとアナウンス流れるんだなと思いながら眠りに落ちました。

そして、楽天市場で思わず災害時帰宅支援マップを購入。
あとは、非常持ち出し袋とヘルメットも買う予定です。



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